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このページでは下記のイベントのお申し込みをしていただけます。
※視聴方法については開催日2日前と当日開始前の2回、メールにてご案内いたします。
<イベント> *見逃し配信あり*
連続講座「万葉集に出会う」
講師:大谷雅夫さん(京都大学名誉教授)
第1回:9月18日(土)16:00-17:00
──「恋の歌と中国文学」
第2回:9月25日(土)16:00-17:00
──「恋の歌の笑い」
第3回:10月2日(土)16:00-17:00
──「防人たちの歌」
○参加費:3,300円【全3回視聴】
※お申し込み後のキャンセルは承れませんので、予めご了承ください
○プレゼント書籍:大谷雅夫『万葉集に出会う』(岩波新書)
※書籍は手配出来次第、順次発送いたします。
○配信方法:Vimeoにて配信【オンライン】
※視聴URLは「開催日2日前」と「当日の開始前」の2回メールにてご案内いたします。
※見逃し配信も同URLからご視聴いただけます。(1ヶ月間は視聴可能)
○協 力:岩波書店
<講座について>
第1回「恋の歌と中国文学」
万葉集の歌のおよそ半ばを占めるのが恋の歌である。「孤悲」という音仮名で示されることがあるように、恋とはその人がそばにいないことを悲しみ、その人をあい見ることを激しく希求する心である。その恋心は万葉集ではどのように描かれるか。中国文学の表現の受容、またそれとの対照を考えながら、さまざまな恋の歌を読む。
第2回「恋の歌の笑い」
万葉の人たちは恋の悲しみ、嘆きを詠ったばかりではなく、男女の相聞においても相手をからかって明るく笑い、またわざとおおげさな表現をとっておのれを笑った。激烈な嫉妬心さえ、それを強いて滑稽に描くことで静かな反省をとりもどした。万葉集の恋の歌の笑いは、人びとの健康な知性のありかを示すことであろう。
第3回「防人たちの歌」
北九州の防備のために東国から筑紫へ送られた防人たちは、出発のとき、または途上で、しばしば父母を思う歌を作った。しかし、旅人が自らの親を偲ぶ心は、万葉集にも、また中国の詩にも類例が見られない。その父母思慕の歌について、防人歌を代表する名歌とされる「今日よりは顧みなくて…」の作と比較しながら考えてみる。
<講師プロフィール>
大谷雅夫(おおたに・まさお)
1951年生まれ。京都大学名誉教授
専攻―国文学
著書―『和漢聯句の楽しみ――芭蕉・素堂両吟歌仙まで』(臨川書店)、『万葉集』訳文篇5巻、原文篇2巻(共著、岩波文庫)、『歌と詩のあいだ――和漢比較文学論攷』、『新日本古典文学大系明治編2 漢詩文集』(共著)、『新日本古典文学大系1―4 万葉集』(共著)、『新日本古典文学大系65 日本詩史 五山堂詩話』(共著、以上岩波書店)ほか
*<第1回>視聴のみ
⇒https://jpic-online.shop/items/612591e084ca631e57392aa4
*<第2回>視聴のみ
⇒https://jpic-online.shop/items/6125929ff604a90b55a9d175
*<第3回>視聴のみ
⇒https://jpic-online.shop/items/6125936320239753380c6d33
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